2003年日語一級真題和答案

朝刊による)
(注1) 矮小化する:重要でない、小さいことにする。
(注2) 禁句:避けて使わないようにする言葉
(注3) 蔓延する:大きく広がる
(注4) 対峙する:向き合って立つ
(注5) 加害者:他人に危害を加えた人
(注6) 執行猶予:刑を一定の期間実行しないで、その期間を事故なく過ごした時に
は、刑を受けずにすむ制度
(注7) 刑務所:刑が決まった人を収容するところ
(注8) ~に手厚い:~を大事にする
(注9) せつせつと:人の心を動かすほど強く
(注10) 激情にかられて:激しい感情に動かされて
(注11) 杓子定規に:一つの標準、形式ですべてを決めようとする融通のきかないや
り方で
(注12)もどかしい:思うようにならなくてイライラする
(注13)合點がいく:意味がよく分かる
問1 筆者は學生について①「以前からきになることがあった」としているが、それは
どのようなことか。
。薄∽苑证趣峡激à芜`う人の意見を無視して議論を進めようとすること
。病≌筏ぷh論にまとめるために、たくさんの人の意見を聞きすぎること
。场·い恧い恧室庖姢虺訾泛悉Δ、お互いが理解している気にしないこと
。础·饯欷兢欷苑证我庖姢蜓预Δ⒁护膜谓Y論を導く姿勢を持たないこと
問2 筆者はなぜゼミで②「人それぞれ」を禁句にしたのか。
1 一人一人の考え方や好みが違うということを學生たちに認識させるため
2 それぞれが自分の選んだ社會問題を議論したいと思っても一度にできないため
3 個人的な問題は社會問題と比べたら小さいもので、議論するものではないため
。础人の考え方の違いで済ませるのでなく、社會全體のことを考えて議論するため
問3 二木氏のお嬢さんをはねた車を運転していた人の事故後の狀況について、正しいものはどれか。
。薄⌒虅账摔先毪椁、賠償金は保険會社を通して支払われた。
2 事故後すぐ相手にお金を払ったので、刑務所には入らなかった。
。场∈鹿梳幛工挨、前と同じ生活ができたが、後で刑務所に入った。
4 刑務所には入ったが、賠償金を支払ったので、すぐに出られた。
問4 二木氏が③「人の命よりも車(イコール企業)を重んじる社會だ」と主張する根拠
は何か。
1 交通事故で被害者が亡くなっても、加害者がそれに合った罰を受けないこと
。病∩鐣稳恕─⒔煌ㄊ鹿胜伪缓φ撙瑜昙雍φ撙送椁工毪趣いA向があること
。场〗瘠沃贫趣、加害者の生活より加害者の會社のことを考えた制度だということ
4 保険會社は、人が亡くなっても、車の損害分しかお金を支払ってくれないこと
問5 筆者が④「頭を抱えてしまった」のは、なぜか。
1 學生たちが被害者よりも、悪質な交通事故を起こした加害者の方が正しいとして同情しているから
。病W生たちが、被害者の主張を十分に理解せずに、ただ客観的であることが大切だと
考えているから
。场∧铯蛲訾筏慷臼悉送椁贰⒖陀Q的判斷をしていなかったことに、學生たちが気
付かせてくれたから
4 被害者の立場だけを考えるのは社會主義から考えて正しくないということを、學生
たちが、気付かせてくれたから
問6 筆者の解釈では、學生たちはどのような意見を持っているか。
。薄W生たちは、加害者の立場よりも加害者の立場をもっと重んじるべきだと考えている。
2 學生たちは、意見を述べるときには、私的に述べるのではなく、社會主義を考えるべきだと考えている。
。场W生たちは、被害者も加害者も一人の人間であり、それぞれの立場から平等に主張してよいと考えている。
4 學生たちは、被害者、加害者の意見を聞いた上で、社會のあるべき姿から考えて、
加害者に罪を償わせるべきだと考えている。
問7 この文章の後に続く筆者の主張として、最も適當なものはどれか。
1 社會主義を重んじるあまり、戦後広がった個人主義を批判し、個人の権利を否定す
るのはやめるべきである。
2 人はそれぞれ違うということを認識し、それぞれの人の立場、考えを尊重して、無理に議論で結論を出すべきではない。
。场人の権利が尊重され、価値観が多様化した社會の中で、自分の意見を他人に理解
してもらう努力をもっとするべきである。
。础人の権利の尊重が強調されがちであるが、異なる立場の人々の意見に耳を傾けながら、もっと議論を高める努力をするべきである。
問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問に対する答えとして最も適當なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。
(1) 手紙というのが、どうも苦手である。手紙を書く必要に迫られた
