2000年日語一級真題及答案
時間:2005-4-3 20:18:37 作者:alex
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2000年日語一級真題及答案
て、「受験戦爭」を肯定する気はない。(中略)過酷な「受験戦爭」には負の側面が多いので、戦爭をなくする必要性は高い。 ところで、特定大學以外の學生にとっては、就職試験の機會が最初から排除されているので、機會の不平等と映るかもしれない。確かにその側面があることは否定しえないが、よく考えるとその人達にも特定の大學の受験の機會が高校生の時にあったわけで、機會の平等が完全に排除されていたとはいえない。実際にその大學を受験したかどうかは問題ではない。しかし高校生にまで企業に指定校制度があることを知っている、と期待するのは酷である。機會の平等をこのように考えてみると、意外に複雑な原理なのである。 機會均等の原理を実施することは容易ではないが、理想として常に念頭のおかれるべき原理である。すべての意欲のある人には、參加と競爭の機會が與えられることが望ましい。教育の機會、仕事の機會、就職の機會、昇進の機會、人生上の様様な活動において多くの人に平等な機會が與えられた末に、參加者が競い合うこととなる。競爭の結果勝者と敗者が出ることは仕方がないことだし、勝者にも順位づけが行われることもやむをえない。 問1 第2段落の內容と合っているものは、どれか。 1 日本では親の経済力が高くないために子供が進學できないケースは減ってきている。 2 日本では親の経済力が高くないために子供が進學できないケースが依然として多い。 3 アメリカでは機會の平等が重視されるが、奨學金制度は日本ほど充実していない。 4 アメリカでは機會の平等が日本ほど重視されないが、奨學金制度は充実している。問2 指定校制度の特徴として、筆者の説明と合うものはどれか。 1 特定の大學の卒業生だけがその企業で働くようになるため、企業に対して忠実な社員を増やすことができる。 2 多くの學生の中から選ぶことになるため、企業は入社後すぐに成果を上げられる人を見つけることができる。 3 特定の大學以外の學生は、応募する際に試験を受けなければならないため、一定の基準以上の人を選ぶことができる。 4 優秀な學生がいると考えられる大學の學生だけが応募できるため、企業は低いコストで適當な人を選ぶことができる。問3 「その人達」とは、どのような人を指しているか。 1 大學授業をしなかった高校生 2 企業の採用試験に応募してくるすべての學生 3 企業が受験・面接の機會を與えていない大學の學生 4 企業が受験・面接の機會を與えている特定大學の學生問4 高校の階段にまでさかのぼって考えた場合、指定校制度と機會の平等について筆者はどのように評価しているか。 1 高校生が指定校制度がなくなることを期待するはずがないから、機會の不平等はそれほど大きな問題ではない。 2 高校生は指定校制度があることを知ったうえで大學を受験しているのだから、機會の不平等はそれほど大きな問題ではない。 3 どんな高校生でも指定校の大學を受験することはできるが、すべての受験生が合格できるわけではないから、機會が平等であるとは言いきれない。 4 どんな高校生でも指定校の大學を受験することはできるが、指定校制度の存在はほとんど知らないだろうから、機會が平等であるとは言いきれない。問5 筆者がこの文章で最も言いたいことは、どれか。 1 すべての人間活動に平等が保障されているわけではないが、法の下での人間の平等は憲法でも保障された人間の基本的な権利であり、尊重されるべきである。 2 日本では、國民の所得水準が向上したことによって、職業、教育や所得に関する不平等の問題が減ってきたが、社會的・民族的差別の問題が大きくなっている。 3 機會の平等は複雑で実踐の難しい原理だが、職業や教育に関する活動においてすべての人に平等な機會が與えられるべきであることを忘れてはならない。 4 現代社會は基本的に競爭社會であるから、競爭の結果、勝者と敗者に分かれ、勝者にも順位がつけられることはやむをえない。 問題Ⅳ 次の文の にはどんな言葉が入れたらよいか。1・2・3・4から最も適當なものを一つ選びなさい。 (1) わが社は學歴に 本人の実力で採用を決めている。 1 よらず 2 つかず 3 ついて 4 よって (2) どんな相手でも、試合が終わるまでは一瞬 油斷ができない。 1 ばかりか 2 たりとも 3 ならでは 4 どころか (3) 會社の評判 から、製品の品質管理は厳しくしなければならない。 1 をかぎる 2 にいたる 3 をめぐる 4 にかかわる (4) 無料で映畫が見られる 、入り口の前には1時間も前から行列ができた。 1 とあって 2 とあっても 3 とすると 4 とされても (5) 仕事が山のようにあって、日曜日 、出社しなければならない。 1 にそって 2 ともなく 3 とはいえ 4 にそくして (6) かたづける 子どもがおもちゃを散らかすので、いやになってしまう。 1 あとでは 2 そばから 3 よそには 4 ことまで (7) この子は小學生 ずいぶんしっかりしている。 1 にしては 2 にすると 3 にするから 4 にしてから (8) 貧しい 十分な教育を受けられない人々がいる。 1 ものから 2 がゆえに 3 とすると 4 わけもなく (9) によっては、その仕事はもっと簡単に済ませることができる。 1 やりかけ 2 やりそう 3 やりよう 4 やりがち (10) 親に経済的な負擔を してアルバイトで生活費を稼いだ。 1 かけず 2 かけつつ 3 かけようと
て、「受験戦爭」を肯定する気はない。(中略)過酷な「受験戦爭」には負の側面が多いので、戦爭をなくする必要性は高い。 ところで、特定大學以外の學生にとっては、就職試験の機會が最初から排除されているので、機會の不平等と映るかもしれない。確かにその側面があることは否定しえないが、よく考えるとその人達にも特定の大學の受験の機會が高校生の時にあったわけで、機會の平等が完全に排除されていたとはいえない。実際にその大學を受験したかどうかは問題ではない。しかし高校生にまで企業に指定校制度があることを知っている、と期待するのは酷である。機會の平等をこのように考えてみると、意外に複雑な原理なのである。 機會均等の原理を実施することは容易ではないが、理想として常に念頭のおかれるべき原理である。すべての意欲のある人には、參加と競爭の機會が與えられることが望ましい。教育の機會、仕事の機會、就職の機會、昇進の機會、人生上の様様な活動において多くの人に平等な機會が與えられた末に、參加者が競い合うこととなる。競爭の結果勝者と敗者が出ることは仕方がないことだし、勝者にも順位づけが行われることもやむをえない。 問1 第2段落の內容と合っているものは、どれか。 1 日本では親の経済力が高くないために子供が進學できないケースは減ってきている。 2 日本では親の経済力が高くないために子供が進學できないケースが依然として多い。 3 アメリカでは機會の平等が重視されるが、奨學金制度は日本ほど充実していない。 4 アメリカでは機會の平等が日本ほど重視されないが、奨學金制度は充実している。問2 指定校制度の特徴として、筆者の説明と合うものはどれか。 1 特定の大學の卒業生だけがその企業で働くようになるため、企業に対して忠実な社員を増やすことができる。 2 多くの學生の中から選ぶことになるため、企業は入社後すぐに成果を上げられる人を見つけることができる。 3 特定の大學以外の學生は、応募する際に試験を受けなければならないため、一定の基準以上の人を選ぶことができる。 4 優秀な學生がいると考えられる大學の學生だけが応募できるため、企業は低いコストで適當な人を選ぶことができる。問3 「その人達」とは、どのような人を指しているか。 1 大學授業をしなかった高校生 2 企業の採用試験に応募してくるすべての學生 3 企業が受験・面接の機會を與えていない大學の學生 4 企業が受験・面接の機會を與えている特定大學の學生問4 高校の階段にまでさかのぼって考えた場合、指定校制度と機會の平等について筆者はどのように評価しているか。 1 高校生が指定校制度がなくなることを期待するはずがないから、機會の不平等はそれほど大きな問題ではない。 2 高校生は指定校制度があることを知ったうえで大學を受験しているのだから、機會の不平等はそれほど大きな問題ではない。 3 どんな高校生でも指定校の大學を受験することはできるが、すべての受験生が合格できるわけではないから、機會が平等であるとは言いきれない。 4 どんな高校生でも指定校の大學を受験することはできるが、指定校制度の存在はほとんど知らないだろうから、機會が平等であるとは言いきれない。問5 筆者がこの文章で最も言いたいことは、どれか。 1 すべての人間活動に平等が保障されているわけではないが、法の下での人間の平等は憲法でも保障された人間の基本的な権利であり、尊重されるべきである。 2 日本では、國民の所得水準が向上したことによって、職業、教育や所得に関する不平等の問題が減ってきたが、社會的・民族的差別の問題が大きくなっている。 3 機會の平等は複雑で実踐の難しい原理だが、職業や教育に関する活動においてすべての人に平等な機會が與えられるべきであることを忘れてはならない。 4 現代社會は基本的に競爭社會であるから、競爭の結果、勝者と敗者に分かれ、勝者にも順位がつけられることはやむをえない。 問題Ⅳ 次の文の にはどんな言葉が入れたらよいか。1・2・3・4から最も適當なものを一つ選びなさい。 (1) わが社は學歴に 本人の実力で採用を決めている。 1 よらず 2 つかず 3 ついて 4 よって (2) どんな相手でも、試合が終わるまでは一瞬 油斷ができない。 1 ばかりか 2 たりとも 3 ならでは 4 どころか (3) 會社の評判 から、製品の品質管理は厳しくしなければならない。 1 をかぎる 2 にいたる 3 をめぐる 4 にかかわる (4) 無料で映畫が見られる 、入り口の前には1時間も前から行列ができた。 1 とあって 2 とあっても 3 とすると 4 とされても (5) 仕事が山のようにあって、日曜日 、出社しなければならない。 1 にそって 2 ともなく 3 とはいえ 4 にそくして (6) かたづける 子どもがおもちゃを散らかすので、いやになってしまう。 1 あとでは 2 そばから 3 よそには 4 ことまで (7) この子は小學生 ずいぶんしっかりしている。 1 にしては 2 にすると 3 にするから 4 にしてから (8) 貧しい 十分な教育を受けられない人々がいる。 1 ものから 2 がゆえに 3 とすると 4 わけもなく (9) によっては、その仕事はもっと簡単に済ませることができる。 1 やりかけ 2 やりそう 3 やりよう 4 やりがち (10) 親に経済的な負擔を してアルバイトで生活費を稼いだ。 1 かけず 2 かけつつ 3 かけようと
